DrumsTuningBlog ~ドラムに纏わるウロトアゼ~

ドラム音職人によるミュージシャンのためのチューニング覚え書き・・・ Drumsとともに年を重ねた、笑いと涙の夫婦善哉。

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有機生命体 九州編 4

 ツアーまでに上手くなりたかぁー。
 意を決してのリズム隊練習ではあったが・・・上手くならない(苦笑。頭の中には、キングクリムゾンやウェザーリポートなどの理想的なイメージはあるものの、具現化できる手法がわからない(典型的、頭でっかち)。
 とにかく思いつくこと。2人で同じフレーズを延々やってみるとか、テーマもないインプロビゼーションを繰り広げる、ということをあてどなく毎日毎日やった。まさに暗闇で刀を振り回すような練習だ。
 今思えば、スタジオ代をどぶに捨てたような気もするが、ひとつ隠れた効能もあった。それは、あてどないフリーセッションのおかげで、どんな無茶な即興でも演奏できるようになったこと。
 まともな神経なら「よくわからないよ~」というような世界観の曲でも、僕と大西君ならストップすることなく延々とやりつづけられる。もちろんレベルは限りなく低い(それでレベルが高ければ、とっくに世界進出してることでしょう)。でも、まぁ、思ったのとは違ったが、それなりにリズム隊としての武器は身につけたワケ(笑。
 そしてバンドでは礒谷を中心に曲のアレンジも練り直した。何気にパワーアップした有機生命体。8月、猛暑の中、このところ凄味が出てきたマリリンの存在感を切り札に、初のツアーに向かったのであった。
 夜、機材車に乗りこみ、一路東京へとひた走る。山口県あたりで最初の食事&休憩。忘れ物はないか、メンバー全員に確認をとった後、パーキングエリアから高速道路に走り出す。と、その瞬間。
 「財布忘れた!いや、待って、財布はあるけど、必要な手帳忘れた!」と大西君が言い出した。ウムゥ・・・仕方なく次の出口で高速をいったん降りる(ツアーをやると解散するバンドが多いっちゃんね~、と言った博多drumBe-1、西山氏の言葉を噛みしめる)。そして道に迷う。次第に不機嫌になっていくメンバーたち。
 それでも、なんとかかんとか、なだめながら、元の場所まで戻り、手帳ゲット!。感謝の言葉もない大西君にムカつく気持ちを抑え(ふたたび博多drumBe-1、西山氏の言葉を噛みしめる)、東京を目指す。
 そして皆が車中で眠る丑三つ時。
 助手席で眠っていたマリリンが突然、ムクッと起き上がり「聴こえる」と呟く。「えっ、何?」と聞き返したが、さらに「聴こえる」と呟き、再び深い眠りに。内心、動揺。
 「いったい何が聞こえたんだろ・・・中国自動車道は事故とか多いからな・・・ま、まぁいいや、空耳、空耳」雑念を振り払い、なんとか運転に集中しようとした。
 30分ほど過ぎただろうか。さきほどの動揺が落ち着いてきたころ。
 いきなり、助手席がガバッと動く。「呼んでる!」。。。誰が~!誰が呼んでるの~(号泣)・・・心のリミッターが外れそうなのを必死の思いでセーブした。
 運転(全行程の8割は私)含め、さまざまな珍事件に遭遇しつつ、およそ20時間かけて、どうにかこうにか東京到着。メンバーをそれぞれの目的地に落としながら、残された大西君と僕は、大田区のラブホテルへ(車を停められ、値段も安いとの判断で・・・決して怪しい関係ではありません)。
 「ふうっ、ひとっ風呂浴びるわー」大西君は浴室へ。しかしそこはラブホテル。部屋の鏡はマジックミラーになっていて、浴室は丸見え。しかもベッドは回転ベッド。そのシチュエーションに耐えかねた私は、速攻、ソファにうずくまり死んだように眠った。。。
 このツアーでの東京ライヴ。今となっては順番は覚えていないが、、イカ天の収録、出演。ホコ天。渋谷ラママ。以上3本(ん、横浜もやったかな)。
 イカ天の楽屋でノーマジーンというバンドのヴォーカルさん(宮崎出身)と仲良くなったこと。プロデューサーのジャクソンさんに良くしていただいたこと。ホコ天の異常な暑さ。ラママに予想以上に動員があったこと。グラウンドナッツの丸ちゃん、ミキオ君に多大なお世話になったことなど、今でも思いだす。
 あっ、東京でのバンド同行取材の雑誌社が、音楽雑誌ではなくSM専門誌だったことも。。。
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