DrumsTuningBlog ~ドラムに纏わるウロトアゼ~

ドラム音職人によるミュージシャンのためのチューニング覚え書き・・・ Drumsとともに年を重ねた、笑いと涙の夫婦善哉。

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リハスタ日記

 リハーサルスタジオのドラムチューニング。いい音でプレイして欲しいって気持ちで、地道に活動してます。
 先日、JAZZ系のドラマーが練習した後のカンカンに張られたヘッドをチューニングし直していた時のこと。
 
 「このチューニングだと本人は気持ちいいかもしれないけれど、後に入った人は辛いだろうな」
 「JAZZがパイピッチって固定観念だよなぁ」

 などと思いながら、4ビートを叩いてみたら・・・ハッと気づいた。

 「あっ、俺、シンバル主体のプレイをイメージして音を作ってなかった!」
 
 う~ん。スタジオを利用する人の大半はROCKやPOPSを演奏する人たちなのでそのイメージだけで音を作ってしまっていた。。。
 右足と左手、バスドラムとスネアでリズムを出すイメージ。バスドラムを土台にしてスネアでダスッって感じのROCKな色付けをするチューニング。
 
 でもJAZZは違う。右手と左足でリズムを作り、スネアとバスドラムを織り交ぜるスタイル。要はシンバルレガートに上手く絡めるスネアとバスドラの音が必要だったワケ。しかも練習スタジオのライドシンバルはアタック鋭い、ハイピッチで大音量のもの。

 「そうか!だからカンカンした音にしちゃうんだ!というか、なっちゃうんだ!」

 それが解れば、さっそくチャレンジ!
 
 具体的には、普段のチューニングを基本に、アタックと粒立ちを引き立たせる感じ。裏ヘッドより打面を若干張り気味に。シンバルをレガートしながら気持ちよく倍音が絡むくらいの張り具合に調整。
 これならもうカンカンに張らなくても叩いてくれるかな?
 ROCKもまったく問題はない・・・BLUESはバッチリだと思うが。。。どうかな?
 
 ジャンルだけではなくて・・・シンバルでリズムを作る場合の音づくりとバスドラでリズムを作る場合の音づくり。それを意識するだけで音色の幅がグッと広がるんですね。
 
 そんなこんなで、何気に学ぶことがたくさんあり、俺チューニング下手だなぁ~と落ち込ませてくれる、リハーサルスタジオの一日なのであります。

 PS JAZZドラマーの方、好きです!


 

 普段、JAZZに関係した記事はほとんど書かないので、この機会に♪

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 John Coltrane/Ballads 
 1961~62

 演奏すごい!録音も素晴らしい。前々回に書いた〈音楽のフォルム〉を完璧にとらえた一枚だと思います。
 録音にエクストリーム感はいらない。その場で起きている事を誠意をもって記録するだけ。
 必要な音だけをさりげなく聴かせるMIX・・・素晴らしい。
 僕にとっての名盤です。音が語りかけてきてくれます。機会があったら、この感覚を皆さんも味わってみてはいかがでしょうか!。
 録音はルデイ・ヴアン・ゲルダー。




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