DrumsTuningBlog ~ドラムに纏わるウロトアゼ~

ドラム音職人によるミュージシャンのためのチューニング覚え書き・・・ Drumsとともに年を重ねた、笑いと涙の夫婦善哉。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

好きが大事

楽器買った人の話って、聞いていると面白いですね~。

「もうさ~、楽器屋に入ったら、おれのことずっと見てるんだもん(楽器が)!」とか(笑、
「だって、叩いてって言ってたんだもん(楽器が)」とかね。

挙句の果てには

「恋に落ちちゃったんだよね(遠い目)」

などと言いだす始末。つまり、いかにその楽器との出会いが運命的なものだったか。みなさん寄って集って力説するわけであります。

いい加減にしろよ(笑、と思う反面、自分にも大いに心当たりがあったりして。。。いい年した大人でも、楽器購入はなんだか胸躍るものがあるのです。


仕事柄、楽器購入について相談を受けることもよくあります

「あのスネアどう思います?」

「○○○のドラムセットって、うちのバンドに向いてますかね?」

尋ねられた手前、自分の見解は言いますが・・・最近は「いちばん〈好き〉なの買ったら?」って言うように、たぶん?してます。

もうね~、恋愛相談と一緒なんですよ~。聞いてられない(苦笑。答えを確認しに来てるだけだもん。結局はね、みんな、自分が恋した楽器を買うのです。

ただこちらとしては、相談に来た時点で、健気に想うわけですよ。よしよし、ならば・・・同じ予算でも後になっても困らない、一見地味だがポテンシャルの高いアレを、高価なものを買うよりは低予算で楽しめるコレを、無理のない範囲で買って、後は余ったお金はCD買って、映画見て、ディズニーランドで遊んできな♪と思う。

そう、まさに娘を想う父親のような心境になって、アドバイスにも熱が入ってしまうのです。

ただ、話していくうちにだんだんわかってきます。娘の心の中には実は既に決まった相手(楽器)がいて、そいつは噂の○○だったり、高価な○○○だったりするってことが。

お父さんとしては面白くない・・・。

音楽の中で楽器が求められるファクターは限りがないですから、ツッコミを入れようと思えば、いくらでも出来ます。

「ダイキャストじゃないほうがいいんじゃないの?」
「音は良いけど音量小さいor大きすぎるから、セットバランスが難しいんじゃない?」
「あのメーカーはパーツの供給が悪いよ~」

娘可愛さに言っているのですが、それが〈好き〉に油を注いでしまう。彼女の心は決まっているわけで・・・「だって、好きなんだもん!」とほっぺを膨らませられると、おしまいなのです。

いくら、「いやっ、あの楽器は付き合うの大変だよ」とか「それだったら、こっちのドラムのほうが理想に近いんじゃない?」って言っても、〈好き〉にはかなわない。

・・・そもそも、人間の考え方には順番があって、最初に「好きか嫌いか」「やりたいか、やりたくないか」が来て、最後に「良いか、悪いか」が来る仕組みなのです。

恋愛も音楽も、初期衝動、じゃないですか。好きかどうか、やりたいかどうか、という考えと相性がいいのです。いいか悪いかといった客観性を持ってアドバイスしてもたいした説得力はないのですね。

振り返ってみれば自分自身も、まさに好き好き人生です。相談受けたら、聞いてあげて、「好きなの買いなよ(にっこり)」で良いのですね。


〈好き〉が大事。


だから、売り手はそう思われれば、勝ち!


あなたの音は、プレイは、あなたの音楽は〈好き〉って思われていますか?





スポンサーサイト

Comment

Post

管理者にだけ表示を許可する

HOME : TOP

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。