DrumsTuningBlog ~ドラムに纏わるウロトアゼ~

ドラム音職人によるミュージシャンのためのチューニング覚え書き・・・ Drumsとともに年を重ねた、笑いと涙の夫婦善哉。

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チューニングセミナー 3

明けましておめでとうございます。

2010年。新しい〈10s sound〉の幕開けですね。

どんな音を10sと呼ぶようになるのだろうか・・・。

youtubeで話題になったjack conteさんみたいに、ますます〈個人〉〈自宅〉がクローズアップされるんだろうなぁ。サウンドにもそれが反映されるのでしょう。

でも僕がやりたいことは〈集団〉で〈スタジオ〉で音楽を作る事・・・そればっかりではないけれど、そっちが好きっていうのはあるみたいです。

今回もドラムチューニングセミナーの続編でございます。ポイント其の弐。



まずはバスドラムのフロントヘッドの中心部分あたりを軽くトントンと叩いてみる。そこには何らかの音程が存在しています。いうなればドレミファソラシド。次にスネアサイド。次はタムの裏面。フロアタムの裏面。

チェックしてみると、全てに音程がある事に気づくでしょう。

このドラムの音程を各楽器間で流れ良く整えること。


ポイント其の弐〈ドラムセットでハーモニーを作る〉とはそういう事です。


バスドラムのフロントとスネアサイドを指やマレットで交互に叩いてみて、馴染のよい(自分が気持ちいいと思う)音程間にチューニングする。次はスネアと良い関係(フィルの際の気持ちいい音程差)になるようにタムの裏面の調整。同じ要領でフロアタムの裏面も。。。

キーボードやギターなどで音程を確認すると綺麗に仕上がりますが、何も使わなくてもこの作業は可能です。
それは好きなベースやギターのリフ、メロディーラインなどを口ずさんで見ること。
そして口ずさんでいるフレーズと馴染むように各楽器の音程を整えていくこと。フィーリングで構いません。


実際に音程を口に出して歌う事で、自分の中に音感を強く入れ込むワケです。


ドラマーのみなさんは具体的に旋律を奏でる事はない(本当はある!)という理由で、ドラムセットに向かう際、かなりうつろな音感でいる事が多いと思います。

でも、実はメロディックな感覚をからだに入れると、太鼓のもつ音程というものが捕まえやすくなる。そうするとヘッドや各テンションボルト付近の音程差も分かりやすくなります。チューニングがすごく楽になるのです。

演奏面でも、フレーズが耳に入ってくるインパクトが変わるので、他の楽器の音がよく聞こえるようになる。自分のフレーズも、よりメロディアスな部分が出てくるでしょう。

ポイント其の壱で述べた叩き心地、そして今回のセット全体のハーモニー感、この2つをコントロールすると、ドラムセットは途端にひとつの楽器としての音を奏でてくれるようになります。厳密にいえば、この後さらに打面に戻って叩き心地を再チェックすれば言う事無しです。

そこで〈音のキャラクターが揃っていない〉と感じる場合は打面と裏面の張り具合のバランスの問題なので、裏面のハーモニー設定を見直しましょう。


何回も言うようですが、数をこなすこと。やってみて、行き詰ってみること。そこからが勝負です。


ポイント其の参


音の長さを調整する。


各楽器のサスティーンの長さを調整することで干渉の少ないクリアなサウンドになります。実際の演奏の際は音符の長さを表現する事も可能です。

4分音符で切ったり8分音符で切ったり・・・ドーン・ダッ・ドドーン・ダッ・ドとかドッ・ダーン・ドッ・ダーンなど、切り方でノリを出すことも出来ます。まずはチューニングで。それで切れない場合はミュートを使う事になります。

このお題は時間が取れるときにゆっくり、じっくり書かせてもらいたいと思います。


大事なのは音を切るセンス。オフビートの感覚が大切です。メロディ感覚やオフビートが大切・・・まるで演奏しているみたい。たかがドラムのチューニングとはいえ、そこにはかなり音楽的な部分が要求されるのです。

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